
はじめて知り合った愛想の良い彼。友達になろうと居酒屋に誘われます。 飲みに行って一時間、彼は58分話し続け、私の話は2分しか聞かない。 もう二度と飲みに行くことはないだろう。
こうした数字だけで見ると、企業はまだまだ話しすぎで、もっともっと生活者の話を聞くべきだと感じます。せめてEarnedMediaと呼ばれるソーシャルメディアでは「聞く5:話す5」ぐらいの割合にするべきですね。 ただし、ここで安直に声を聞かせて!とするのはまだまだ企業の上からのお願いになります。前回お伝えしたとおり、聞くコミュニケーションはListen+Like+Shareで組み立てます。ソーシャルメディアのコンテンツを生活者の声と聞くコミュニケーションで作るためのアクションアイデアを少し記載します。- アンケートで生活者の声を集めてソーシャルで紹介する(訊く+共有する)
- 商品をサンプリングして実体験者の声を集めて紹介する(訊く+共有する)
- 商品モニターを組織して生活現場での使いこなしデータを集めて紹介する(訊く+共有する)
- FacebookページやTwitterの公式アカウントに投稿された生活者の声を取り上げて紹介する(聞く+共有する)
- プレゼントやサプライズ企画を開催すると同時に声を集めて紹介する(聞く+共有する)
- ソーシャルやブログをリサーチして声を見つけ感謝を伝えてソーシャルで紹介する(聴く+ホメる+共有する)
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