「いまどき」のおせちは力のかけどころが違う?!家族のことを思うからこそ変化していく

日本の伝統的な行事の一つである「お正月」。

「いまどき」のおせちはどんなものかを探るため、ドゥ・ハウスのフィールドマーケター主婦「DOさん」を対象に定性アンケートを実施し、お正月の食卓写真を収集した結果を一部ご紹介します。

目次

食卓の主役は「肉」になり、和洋折衷化が進む

「おせち」は子どもが喜ぶ肉料理を用意する

帰国子女のお婿さんのために「煮豚」、2歳の孫のために「ミートローフ」を

お正月は娘一家が来ることになっていますが、お婿さんが帰国子女でおせちを食べる習慣がなく、あまり箸が進みません。 そこで、圧力鍋で「黒酢煮豚」、2歳の孫も食べられる「ミートローフ」「ささみ唐揚げ」などを作りました。 箸休めに「セロリの昆布和え」「柿と大根の柚子胡椒サラダ」なども作りました。 (60代:夫と二人暮らし)

幅広い年代の人が集まるお正月。参加する人の好みも様々です。この家庭ではおせちは小皿に盛られて、テーブルの端にいる存在になっています。中心には大皿料理やカニなどが置かれ、お重にはチラシ寿司が詰められています。

子ども達のために肉は入れるけど、雰囲気を重視して西洋のオードブルにする

「おせち」以外に用意する肉料理はお正月の雰囲気を大事にする

「おせち」は甘い物が多く、子ども達が喜ばないので、ローストビーフ、テリーヌなどもプラスしました。 「おせち」って日本古来の風習みたいな感じですが、ちょこっと変化球が加わるのもいいかなと。とはいえ、子ども達が好きなハンバーグ、鶏の唐揚げでは、お正月の雰囲気が台無しです。そこで、脂っぽ過ぎず、さっぱりすっきりと食べられる洋風のオードブルを用意しました。(50代:長男次男・20代社会人)

家族が好きなものを中心として作っていくと「おせち料理」の主役が肉料理となっている家庭は案外多いのかもしれません。しかし、肉さえあればいい、というわけではないようです。この家庭では、用意する肉料理はお正月の雰囲気に合わせて作られていました。

お正月という日本ならではの風習は意識していたい、という主婦の気持ちが垣間見えます。

力のかけどころは「家族が好きな料理」

「おせち」ではなく、家族が喜ぶ「揚げ物」に手をかける

手のかけどころは孫が大喜びするクリームコロッケ

我が家のお正月料理は「おせち」以外にも、海老フライ、チャーシュー、タコのマリネなどが並びます。お婿さん達や孫達はこちらの方を喜ぶからです。 特にクリームコロッケは孫が大喜びするので作り甲斐があります。揚げ物のなかでも手がかかる料理ですが、「おせち」は買って済ませて、むしろこちらに手をかけるようになりました。 (60代:夫と二人暮らし)

孫が大好きな「クリームコロッケ」を作ったという60代の主婦は、以前まで「おせち料理」にかけていた労力を揚げ物にスイッチしていました。

離れて暮らす孫と食卓を共にする機会は限られているため、貴重な食機会であるお正月の「ハレの日」に孫の好きな料理を手作りすることは、家族のために「おせち料理」を手作りしていた頃の想いと重なる部分があるのかもしれません。

写真をみると揚げ物はお重に入っており、みんなが手を出しやすい中央部分に置かれていることからも、重要度が高い一品であることが伺えます。

写真と定性の回答をみると、「お正月の食卓」は「おせち料理」を食べる場から「家族が喜んでくれる特別な料理」を食べる場に変わりつつあることが分かります。

詳細は事実新聞75号に掲載中

事実新聞75号の4-5面では他にも「年越しそば」「大晦日の夕飯」についても写真と各家庭の実態をご覧いただけます。

その他の紙面では、色々な角度で【いまどきの年末年始】について探っています。今回ご紹介できなかった大掃除や年末の買物、お雑煮など一年の集大成となる一大イベントの様子をみつめました。

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この記事を書いた人

ドゥ・ハウス 広報部 マネジャ
聞く技術研究所 所員。

新橋で働く30代OL。DINKS。夫婦で在宅することが増えたので、いかに家を快適にするかを考え中。

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