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Original Update by Carmen Jost

冷凍庫の常連! !アイスの提案|事実新聞 (vol.60:チラシ最前線面)

事実新聞とは
生活者の購買現場をじっくりと観察、店頭で起きていることを「事実」データとしてクイックにお届けし、メーカーをはじめとする企業のマーケティング活動をサポートする情報誌です。当ブログでは誌面のコーナーごとに抜粋して紹介します。新聞紙面は以下より閲覧・ダウンロードができます。

当社運営サイト「全国チラシ情報サービスセンター」で対象としている16チェーンについて、2014年7月から8月のチラシで「アイス」の掲載状況についてスポットを当てた。

掲載拡大の中心はパーソナル商品

夏休みの期間となる7月末~8月末の1カ月間は、子ども達が家にいることが多く、冷蔵庫のおやつのストックが増える時期といえる。気温が高いこともあり、アイスの需要が高まると予想される。

2013年と2014年の提案状況を比較した場合、掲載回数(51回→49回)、掲載率(65%→64%)と大きな変化は見られなかった。商品を容量や価格で分類してみると、2014年はパーソナル商品が15回(昨対比125.0%)と大きく掲載回数を伸ばしており、掲載したチェーン数についても2013年7チェーンに対し、2014年11チェーンと大きく増加していた。

またマルチパックについても32回(昨対比106.7%)と僅かながら掲載回数を伸ばしていた。掲載回数、掲載率がほぼ横ばいの中、パーソナル消費の掲載拡大はやや特徴的である。

事実新聞60号_チラシ

単価UPに貢献するハーゲンダッツの魅力

ハーゲンダッツは、アイス商品の中で単価が高く、一定のファンを持っているため、チラシでの提案が多く見られる。16チェーンの中で、2014年の掲載状況を見ると、ハーゲンダッツのマルチパックについては、イトーヨーカドーでの掲載が増加したことで、掲載回数を11回(昨対比183.3%)と大きく伸ばしている。

また、パーソナルカップ商品は、関西スーパーの掲載が減少したことにより、全体的に大きく減少をしているが、サミットなどでは「アイス2割引」という企画に合わせてパーソナルカップ商品を掲載するなど、割引企画と合わせて単価UPのための提案として掲載される傾向がある。

「家族団らん」や「冷蔵庫の中」に着目し、価格訴求ではない提案の仕方

マルチパックを中心に価格攻勢で販売を強化する企業が多い中で、西友はお盆の家族が集まる時期のおやつとしてハーゲンダッツを提案し、家族みんなが喜ぶ商品の1つとしてアイスを提案していた。

事実新聞60号_チラシ(西友)

また、イオンは「冷蔵庫いっぱいセール」と銘打ちながら、価格訴求であってもテーマを持たせており、冷凍庫にストックしてほしい商品を明確に提案している。

事実新聞60号_チラシ(イオン)

アイスという価格訴求の強い商品であっても、誰かと一緒に食べるシーンや、冷蔵庫にいっぱい入れておいてほしいといった提案を組み合わせることによって、生活者にとって価格だけでない訴求をすることができる。今回はアイスについて注目したが、これは他の商品に対しても言えることかもしれない。

家庭の食卓、人が集まるシーン、冷蔵庫の中などほんの少しの気づきを表現に加えることで、価格訴求に留まらない、生活者の心により響く提案となるのではないだろうか。

 

データの出所
全国チラシ情報サービスセンター・・・全国500 チェーンの中から厳選した16チェーンのチラシ「紙面」「タイトル」情報や約20,000 店のチェーンストアの所在情報を、ユーザ登録していただいた方はすべて無料でご覧いただけます。まずは、ユーザ登録をしていただいて、各コンテンツをご覧になってみてください。また有償にて「タイトル」「掲載商品」「価格」などの情報もご提供しております。

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