Original Update by Joe Thorn
スポンサー記事広告の廃止が発表されました。通常のFacebook広告と統合されるようなので、設定の手間も減り、効果も高まりそうです。
インサイトの新データダウンロードにより、投稿コンテンツのオーガニックリーチの内訳が確認できるようになりました、今回は、構築や運営で支援をさせていただいているFacebookページのうち20ページを対象に、投稿のリーチについて集計をして平均を出しました。各ページサービス、テーマは違いますが、平均値として参考にしてください。
今回集計の対象にしたのは
・投稿したコンテンツはファンのうちどれだけの人にリーチしているのか
(ファンでない人=ファンのアクションによってリーチした人 は対象外)
・投稿のオーガニックリーチの内訳としてファンの割合はどれくらいか
の2点です。結果は下記のようになりました。
ページによって差はありますが、ファンのうち約15%程度にしか投稿はリーチしていません。投稿へのアクション率を高め、エッジランクを高めていくための施策をうち、この割合をどのように高めていくのかが重要です。
また、オーガニックリーチのうち約72%はファンにリーチしているという結果になりました。残り28%はファンのアクションによって波及したリーチ数と考えられます。
投稿の宣伝を実施することでファン、非ファン向けのリーチ数を伸ばすことは容易ですが、オーガニックリーチで非ファンの割合を多くする、つまりファンのアクション数を伸ばすことでそこからのリーチを伸ばしていくことを考えていかなくてはなりません。
エッジランクの度重なる要素追加、変更により、ファンにアクションされ続けている環境をつくっていかないと、リーチ数が絞られてしまう傾向になっています。自社のファンはどんな投稿を求めているのか、どんな投稿であればアクションをしてくれるのか、過去のデータを含めて考え続けていくことが、多くのファンとつながり続けるための第一歩です。