経済– tag –
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強欲インフレが経済をかき回す 【月刊よげんの書2023年10月:よげん1】
先進各国でインフレが収まる気配がないが、その背景に「強欲」があるのではないかと言われている。アズダ、セインズベリー、テスコ……。英国を代表するスーパーマーケットが不当に販売価格を引き上げている疑いが浮上したため、7月まで英競争・市場庁の監視下に置かれた。ユーロ圏の… -
設備投資ブームがやってくる【月刊よげんの書2023年8月:よげん7】
日本はずっと設備投資に消極的な企業が多かった。しかし、内閣府の「国民経済計算」によると、2023年度の名目設備投資は前年度比4.5%増の101兆円強、24年度は3.8%増で105兆円弱に上る見通しとなっている。100兆円超えは91年度以来32年ぶりで、2年連続の… -
インフレがGDPを押し上げる【月刊よげんの書2023年8月:よげん6】
現在日本はインフレに見舞われている。経済状況が悪くなる人もいるだろうが、実はインフレは成長でもある。内閣府の資料によると、4~6月期のGDPは実質年率6.0%増した。6%という数字は日本ではめったにない。名目成長率の伸びも加速し、名目では… -
ポストコロナの世界にスウィフトノミクスが席巻する【月刊よげんの書2023年8月:よげん4】
「スウィフトノミクス」とはテイラー・スウィフト経済学のことだ。テイラー・スウィフトが動くと、同じようにお金が動くことから名前が付いた。彼女が2023年3月から始めた世界公演は、1年半の期間中に約1400億円の記録的な売り上げが見込まれる。先行する米国ではインフレが起こるなど、多大な経済効果を… -
五公五民の世界がやってくる【月刊よげんの書2023年7月:よげん6】
国民負担率の推移をみると、2022年度の税収は昨年度を6%も上回り過去最高になった。収入の半分は国民負担として、税金や社会保証費などで徴収されている。ここ十年ぐらいで国民負担率はグーッと上がってきている。五公五民、もしくは、それをさらに超えることになるかもしれない。 -
30年を経て、移民の貢献度が明らかになる【月刊よげんの書2023年7月:よげん1】
ずっと成長を続けているアメリカの1995年から2022年にかけての成長率のGDPは年平均2.4%。労働力人口が平均0.92%増している。経済成長とは働き手と1人当たり生産性の伸びの掛け算だ。もしも移民不在で計算した場合、労働人口の増加は0.27%増にとどまることとなり… -
杉花粉の飛散が30年後に半減する【月刊よげんの書2023年6月:よげん6】
花粉症患者は増加傾向であり、岸田総理も大きな問題になっていると発言し、盛り上がっている。そもそも、どうしてスギ花粉が日本では多いのだろうか。日本では木材需要が高まった戦後復興期を経て1960年前後にスギやヒノキを大量に植えた。加工しやすさから建築用材として重宝され、成長も早いスギの需要を見込んだのだ。その後… -
コッペパンのヒットにもレコノミーが反映される【月刊よげんの書2023年5月:よげん4】
リサイクル、リユース、レトロ、リスキリング。昨今のトレンドになっている行為を英語にするとREが冠につく循環型の経済行動が多いことが分かる。今後は足元の資源、人材、知的財産を再構築するモデルに移行し、自己の利益を極大化する行動基準を持つホモ・エコノミクスから、全体の利益を優先するホモ・レコノミクスへ… -
ポストコロナの日本にナイトタイムエコノミーが求められる【月刊よげんの書2023年5月:よげん3】
いよいよポストコロナがスタートした。しかし日本では新宿、渋谷、六本木など、繁華街の明るさが戻っていない。コロナの影響にとどまらず、仕事の延長のつきあいが多かった日本の飲食文化のもろさも浮かぶ。繁華街の需要を支えてきたオフィスワーカーも在宅勤務で減っている。 -
新入社員のための初任給とやりがいの向上が求められる【月刊よげんの書2023年4月:よげん1】
新型コロナウイルス禍からの経済再開に加え、構造的な人手不足が重なり、企業の採用意欲は強い。23年春入社の採用活動で計画人数を満たせなかった企業も多く、来年度は獲得競争が一段と激しくなると予想されている。入社を募るためには魅力的な企業になる必要があるので、賃金面も大事だが、その他にも魅力点を打ち出している企業がある。 -
レコノミーの時代がやってくる【月刊よげんの書2022年12月号:よげん9】
ドゥ・ハウスでは毎月「よげんの書」セミナーを開催しています。 「よげんの書」では日本国内に限らず、世界の経済、政治、エンタメなど、多角的な視点とデータで「今」何が起きているのかをご紹介しています。時代の流れを捉えることで、企業や個人がマー... -
企業の「終活」が課題になる【月刊よげんの書2022年12月号:よげん7】
ドゥ・ハウスでは毎月「よげんの書」セミナーを開催しています。 「よげんの書」では日本国内に限らず、世界の経済、政治、エンタメなど、多角的な視点とデータで「今」何が起きているのかをご紹介しています。時代の流れを捉えることで、企業や個人がマー... -
だいたい満足な社会が縮小均衡を引き起こす【月刊よげんの書2022年12月号:よげん1】
だいたい満足な社会が縮小均衡を引き起こす【月刊よげんの書2022年12月号:よげん1】 -
中小企業淘汰論が容認される方向へ動く【月刊よげんの書2022年11月号:よげん8】
中小企業淘汰論が容認される方向へ動く【月刊よげんの書2022年11月号:よげん8】 -
円安もそれほど悪くないことが明らかになる【月刊よげんの書2022年11月号:よげん7】
円安もそれほど悪くないことが明らかになる【月刊よげんの書2022年11月号:よげん7】
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