初夏を彩る日本のご当地和食と、商品から感じる旬の提案|事実新聞 (vol.59:チラシ最前線面)

事実新聞とは
生活者の購買現場をじっくりと観察、店頭で起きていることを「事実」データとしてクイックにお届けし、メーカーをはじめとする企業のマーケティング活動をサポートする情報誌です。当ブログでは誌面のコーナーごとに抜粋して紹介します。新聞紙面は以下より閲覧・ダウンロードができます。
当社運営サイト「全国チラシ情報サービスセンター」で対象としている16チェーンについて、2014年4月から6月のチラシで旬の食材を含む企画の掲載状況についてスポットを当てた。

初夏の提案を「歳時」と「メニュー」で比較してみる

2014年4月~6月の16チェーンのチラシの企画内容を「歳時」「メニュー」に分けて出現率を比較した。「歳時」に注目すると、季節を感じる企画が多くある中「北海道フェア」(3ヶ月で出現23回)を中心とした「ご当地フェア」が多く登場している。また「メニュー」を軸に見た場合、ユネスコ無形文化遺産に登録されて話題になった「和食」関連メニュー(天ぷらや、煮物、どんぶり物など)が3ヶ月を通して多く出現している。また、5月を見ると「ワイン」の提案が大幅に増加している。 チラシ掲載状況

「旬」をより身近なものにするご当地の味

百貨店のイベントでも人気がある「北海道フェア」は、スーパーでの提案でも継続して展開している企画だが、北海道に限らず地域ごとの提案はスーパーの中で多く行われている。5月15日のアピタの提案のように、小売業と地方が提携を行い、ご当地の美味しい旬の食材を提案することで、日常の買い物では目にすることがない変わった商品に触れることができ、季節を感じるとともに、地方の魅力を伝えることができる。 アピタチラシ例

初夏の提案として伸びているのはワインの提案

昨年と比較して、5月のワインの提案は+12回と大幅な伸びとなった。5月15日のダイエーのチラシを見ると「ワインで楽しむ初夏の味わい」と題し、おすすめのワインとともに、旬の野菜をシンプルに味わうディップソースやドレッシング、オリーブオイルなどの提案を行っている。テーマをワインに置くことで、ワインと一緒に楽しむ旬を感じる食卓を連想させ、ついで買いを促進する提案となっている。 ダイエーチラシ例 地域に根付いた商売を行う小売業各社のご当地提案は、その地方の旬の食材を伝え、日常の買い物に新しい興味を与えることができる。 日本の食文化「和食」の良さが世界で評価されているのは、旬を感じ、健康的な生活を送ることができるからで、こうした「旬」を意識した提案は、和食の良さを伝える一つのツールとなりうる。さらに、ワインを軸にした提案のように商品を軸に季節を感じる提案を組み上げる事は、商品の価値を季節のシンボルにまで高める可能性があり、より多くのメーカーがこうした商品を軸にした季節提案に取り組むことで、食卓を楽しいものにしていくことがはずだ。  
データの出所
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