■マーケティングの基礎知識 > プロモーションとは

マーケティングの基礎知識

プロモーションとは

前回までは「リサーチ」を中心にマーケティングを説明してきました。主に商品を作るまでのプロセス、もうひとつはできあがった商品を顧客に発信するというプロセスとなります。

前者はリサーチ、後者はプロモーションとなります。今回はプロモーションの基本的な考え方についてだけ簡単に触れておきます。まずは、おさらいを含めて、下記の図の「○○○」の部分を埋めてみてください。

「顧客」と「商品」が交差する部分が「市場(Market)」であり、そのマーケットを活性化する技術をマーケティングといいます。その中でプロモーションを表現するならば、下の図のようになります。

商品から顧客への矢印が伸びているのが分かるかと思いますが、商品について顧客にメッセージし、それが理解される、検討される、購入されることがプロモーションとなります。
AIDMAはとても有名な広告宣伝を起点とした消費者の心理プロセスを表現したもので、1920年サミュエル・ローランド・ホールという人が著書の中で語ったものです。認知段階(Attention:顧客の注意を引き)、感情段階(Interest:商品を訴求し興味を喚起し、Desire:顧客にとっての価値を納得させ商品への欲求を促し、Memory:記憶し)、行動段階(Action:購入する)に分けられます。

インターネットが普及した現在では、関心を持ったら関連する情報を検索するなどの行動が起こることを加味した「AISAS」も有名です。電通が提唱しました。インターネット広告がマス広告市場の減少に反して伸長しているのは特に「検索キーワード」に連動した広告(検索キーワード連動広告)が牽引しています。

少し話がずれますが、検索という行為すなわち「私は●●に興味があります」と検索エンジンに消費者が発信しており、それに対して広告を表示するということで、これまでの企業からの一方的な発信ではなく、そこにインタラクションが発生しているところが「プロモーション=発信」ではなく、「プロモーション=インタラクション」になってきているのだといえます。

また「AISAS」では最後に「S:Share(共有する)」を入れています。消費者が商品に満足した後、その満足を他人と共有していくと示しています。広告よりもはるか昔から「クチコミ」というのは存在しており、その「クチコミ」が商品購入に大きな影響を与えておりましたので、当然といえば当然です。

「マス広告」が台頭したこの数十年は大量生産・大量消費時代という背景があったと仮定し、それが終焉を迎えた今では「クチコミ」「インタラクション」がとても重要になってきたというのは理解がしやすいと言えます。

答えはこうなります。

次回以降は、もう少し「販促」のこと、「クチコミ」について書いていきたいと思います。


TOP