「美容・健康・保健機能食品」に関する調査結果

2024.04.25

調査データコレクション

健康食品分野では保健機能食品、化粧品でも医薬部外品等、機能性の訴求が世にあふれています。それらは購買の動機づけとなっているのでしょうか?美容や健康に関する商品を知るきっかけなどと合わせて、アンケートを取得しました。

調査サマリ

  • 健康食品購入時に重視する点は、「安全性」がトップ
  • 美容や健康に関する商品を知るきっかけは、テレビが最多。しかし、年代で違いがあり、20代はSNSがきっかけとなる人が多い
  • 保健機能食品(特定保健用食品(トクホ)、栄養機能食品、機能性表示食品)の違いを理解している人は3割にとどまる。


その他、美容や健康に関する商品に興味を持つきっかけ、食品・飲料購入時の重視点、スキンケア化粧品購入時の重視点、効果効能の記載による購入への影響などについてもアンケートで取得しております。全調査結果については、ページ下部よりダウンロードいただけます。


健康食品購入時に重視する点は、「安全性」がトップ

健康食品を購入するときに重視する点を聞いたところ、「安全性(36.6%)」が最も高く、次に「効果効能(32.4%)」、「価格の安さ(28.6%)」が続きました。


【図1】商品を購入するときに重視するもの(複数回答・n=2,000)


美容や健康に関する商品を知るきっかけは、テレビが最多。しかし、年代ごとに媒体に違いがあり、20代はSNSがきっかけとなる人が多い

美容や健康に関する商品を知るきっかけは、回答者全体では「テレビ」が32.5%で最多となりました。「テレビ番組」30.4%、「店頭」22.1%が続きます。

しかし、年代別でみると、20代は「YouTube(26.5%)」が最多で、そのあとに「Instagram(24.2%)」「X(Twitter)(20.8%)」が続き、SNSがきっかけとなる人が多い傾向にあります。30代も「YouTube(26.8%)」が最多でしたが、僅差でテレビCM(25.5%)、テレビ番組(25.0%)が続きます。40代から60代にかけては、テレビCM、テレビ番組がきっかけとなる人が多くなっています。


【表1】美容や健康に関する商品を知るきっかけ(複数回答・n=2000)



保健機能食品(特定保健用食品(トクホ)、栄養機能食品、機能性表示食品)の違いを理解している人は3割にとどまる

健康維持・増進に関する機能(効果効能)を食品のパッケージや広告に表示できる保健機能食品には、特定保健用食品(トクホ)、栄養機能食品、機能性表示食品の3種類があります。「違いを詳しく知っている」人は5.2%、「違いをなんとなく知っている」人は25.6%でした。「聞いたことがある程度」の人が最多で、47.9%となりました。


【図2】保健機能食品の違いに関する理解度(単一回答・n=2,000)

その他、美容や健康に関する商品に興味を持つきっかけ、食品・飲料購入時の重視点、スキンケア化粧品購入時の重視点、効果効能の記載による購入への影響などについてもアンケートで取得しております。全調査結果については、ページ下部よりダウンロードいただけます。


調査項目

  • 美容や健康に関する商品を知るきっかけ(MA)
  • 美容や健康に関する商品に興味を持つきっかけ(MA)
  • 食品・飲料購入時の重視点(MA)
  • 健康食品購入時の重視点(MA)
  • 健康食品購入時に最も重視するもの(SA)
  • スキンケア化粧品購入時の重視点(MA)
  • スキンケア化粧品購入時に最も重視するもの(SA)
  • 効果効能を謳うことに対する、購入への影響(SA)
  • 保健機能食品(特定保健用食品(トクホ)、栄養機能食品、機能性表示食品)の違いに関する理解度(SA)
  • 保健機能食品の利用頻度(SA)
  • 保健機能食品や医薬部外品と称することの購入への影響(SA)


調査概要

調査タイトル:「美容・健康・保健機能食品」に関するWebアンケート

調査期間  : 2024年4月10日(水) ~ 2024年4月11日(木)

調査手法  :クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査

調査対象  :全国に住む20代~60代の男女 2,000人

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