私は50代になってから、老眼をはじめとして、あら、これが年を取った証拠なのかな?と思うことが残念ながら増えています。例えば、何もない場所で躓いたり、重いものを持つと翌日手がしびれたり、時々これは加齢に負けたなと思うことが起きてチョッピリがっかりしています。中でも、私がもともと不器用なのも大いに関係しているのですが、負けたー!悔しいー!といちばん思うのが、ハムなどのシール状の蓋をはがせない時です。娘や夫に頼めば、すっとはがせる蓋が、私だとなぜかうまくいかないので、包丁で蓋に切れ目を入れて開けることも多かったのです。で、友人たちに「ハムの蓋に翻弄されるなんて情けないよー。」と愚痴ったら、中の一人が、「私もそうだったけど、手が不器用になったかもと思っても、今は秘密兵器があるから大丈夫。」と言って教えてくれたのが、指のように使えるトングです。友人が、びっくりするぐらい色々なことが出来るのよと勧めてくれたので、私も早速買いに行き、いくつかある中から、私の手には一番なじんだ『Colle-ii 指先がわりになるトング』を買いました。
Colle-ii 指先がわりになるトングとは
見た目は大きな刺抜きみたいですが、名前の通り、指先の延長のように力の入り具合がよくて、不器用な私がしゃぶしゃぶ用の薄いお肉を1枚だけ、すっとつかめるトングです。焼きナスの熱々の皮だって、トマトの湯むきだってあっという間にきれいに剥けます。そして、手持ちの骨抜きよりも持つ部分が大きくてピンポイントで掴めるので、魚の骨抜きにも大活躍です。また、イカの皮もびっくりするぐらいきれいに剥けるので、イカ好きな我が家にはなくてはならない道具になっています。
もちろん、私の悩みの種だったハムなどのシール状の蓋もこのトングを使えば、上手につまみ部分に力を入れることが出来るので楽々開けることができます。トングを使いだしてからは全戦全勝なので、気分よくすごしています。
トングは小さな調理器具ですが、私にとっては老化現象と闘ってくれる頼もしい相棒です。私のように、ちょっとこの頃加齢で指先が不器用になったかもとひとりで悩んでいる方に、ぜひお勧めしたいです。
コメントを残す