夫がお弁当の白いご飯は味気がないと嘆くので、色、味、見た目、三方よしのふりかけが欠かせません

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50代になり食事量が減った夫は、男子たるもの食事に文句は言わないからとの約束で愚妻弁当を持参しています。ただ、ホカホカの白いご飯はおいしいけど、お弁当の冷えた白いご飯は味気がないと嘆くので、ふりかけが欠かせません。でも、色々と混ざっているタイプのふりかけは、味はともかく見た目が金魚のエサみたいだと嫌がります。そこで、夫好みのシンプルな見た目ながら、地味色になりがちなお弁当に少しでもきれいに映える色合い、そして味がおいしいふりかけを選んでいます。そんな三方よしのふりかけの中でも、夫が喜ぶ3品をご紹介します。

☆ゆかり(三島食品)

夫曰く、「ゆかり」は大学生の時に食べて以来、40年近くずっと好きなふりかけだそうです。赤紫蘇のふりかけなので、梅干しほど酸っぱくなくて食べやすいし、香りもよいよねと喜びます。昼夜実験の時に、姑が夜弁当として「ゆかり」を混ぜたおむすびを作ってくれたのがおいしかったと今でも話すので、夫にとっておふくろの味(?)でもあるようです。お弁当を作る私としても、控えめな紫の色合いが、他のおかずを引き立てるので好きです。

ゆかり1

Photo by三島食品(株)

三島食品(株)(外部サイト)

☆しそわかめ(井上商店)

「しそわかめ」は、長女が小学生の時に山口に帰省したお友達からお土産に頂いて以来、約20年家族皆が好きなふりかけです。塩味のわかめに紫蘇が混じることでさっぱりとした風味が楽しめます。夫曰く、ちょっと疲れている時でも、塩味が程よく、紫蘇の香りで食べやすいそうです。ご飯の上に載せるだけでもじゅうぶんにおいしいですが、ソフトタイプのしっとりした食感は存在感があるので、海苔弁や菜種弁当の時は、ご飯の間にサンドして、一番上に海苔やいり卵を載せて使うこともあります。一番上に載せると黒っぽい色合いになりますが、お弁当全体を引き締める色合いなので好きです。

しそわかめ

Photo by(株)井上商店

(株)井上商店(外部サイト)

☆ふりかけやさいRichコーン(ミツカン)

最近買うようになった「ふりかけやさいRichコーン」は、コーンそのものを乾燥させたふりかけです。味は、ほんのりバター醤油味ですが、夫曰く、コーンの甘みが味わえておいしいそうです。サラダなどに入れてそのまま食べるとカリカリ食感がおいしいのですが、お弁当にふりかけとして入れると、ご飯の水分で柔らかくなるけど、それもおいしいのだそうです。夫は、ホウレン草とコーンの炒め物などはコーンを摘まむのが面倒と言いますが、ご飯と一緒だと食べやすいのもよいようです。お弁当製作者の私としては、他のふりかけよりも味が強すぎないので、濃い味のおかずが多い時に使いやすいですし、黄色が入るとお弁当が華やぐのも好きです。

無題

Photo by(株)ミツカン

(株)ミツカン(外部サイト)

コーン1

料理が好きだった私の母は、「毎日のお弁当は手紙を書くつもりで作るといいのよ。」とよく言っていました。私は不肖の娘なので、母の域には達していませんし、かなり手抜きのお弁当ですが、最後に夫の好きなふりかけをかけることで、一応、夫への気遣いを少しはしている証と自己満足しています。ちいさなちいさなふりかけですが、大いに助けられています。

 

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