毎日の献立に欠かせないのが野菜ですね。ただ、調理するとどうしても出てしまうのが野菜くず。どんどん捨てるとゴミ袋がすぐ一杯になってしまうし、何だか勿体ないな・・と思っていたところ、「ベジブロス」を知りました。
ベジブロスとは、ベジタブル(野菜) + ブロス(だし) の略で、野菜くずを利用して作るだしのことです。
皮やヘタなど普段捨ててしまう部分には、ファイトケミカルという身体に良いとされている栄養分が豊富に含まれています。水に入れて加熱すると溶けだして、野菜の栄養とうまみがいっぱいのだしがとれるんです。
作り方はカンタン♪鍋で煮込むだけ
野菜くずをしっかり洗ってから、ひたひたの水と共に鍋に入れて弱火で煮るだけです。アクは取らなくてもOK。野菜の臭みが気になるなら、料理酒を加えると良いです。30分ほど煮込んだらキッチンペーパーなどでこして冷まします。冷蔵庫で2日間くらいは保存できて、冷凍も可能です。
べジブロススープで元気になれるしあわせ朝ごはん
スープに卵を加えるとタンパク質も摂れて、バランスの良い朝食になりますね。カレーや塩、コンソメなどを加えて味に変化をつければ、飽きずに続けられます。一日の始まりにベジブロスを取り入れると、元気に過ごせそう。丁寧な暮らしで日常を重ねていくと、心も満たされてくるようです。
ベジブロスのパエリアで晩ごはん
ベジブロスはお米とも相性が良く、ごはん料理にいろいろ活用できますね。ごはんを炊く時に水の代わりに使ったり、リゾットを作っても美味しいです。
玉ねぎの皮を使うとだしの色がしっかり出るし、ジャガイモなど根菜の皮を加えると、こっくりした味わいになります。使う野菜によって出来上がりの色や風味が異なるのが面白いところですね。だしを取った野菜くずはかさが小さくなって、捨てるのもラクチン。私は2日分くらいためておき、すき間時間に煮ています。例えば夕食の後片付けの間に作って、翌朝のお味噌汁に使ったりしています。また、ベジブロスでカレーを煮ると、味に深みが出てとても美味しくなります。いつもと同じ材料なのに「今日のカレーは美味しい!」と家族にも絶賛されました。
捨ててしまうものを再利用するだけ、なのに身体も心も満たされる、そんなベジブロスを暮らしに取り入れてみませんか?
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