一人だけでがんばっていました
結婚したての頃、雑誌で見たおしゃれで無駄な物がない、モデルルームのような家に憧れていました。主に家事をするのは私だから、私が使いやすい、好みのデザインで揃えようと意気込んでいました。夫には家事をやってほしいけど、あくまでもメインは私。だから私に従ってよ、と思っていました。 しかし、夫は一人暮らしが長かったため、家事にそれなりの自信を持っていました。どうして妻に従わなければならないのかと、不満だったそうです。2人とも頑固で自分のやり方にこだわっていたこともあり、喧嘩してばかりでした。 それから10年以上経ち、お互いの家事には口を出さない暗黙のルールができたものの、私は夫の雑なやり方が気に入らず、ストレスがたまる一方でした。夫が見ていない時に、やり直すこともありました。 このままでは嫌だなぁと思いつつ、どうすればいいのか分かりませんでした。そんな時、本屋さんで見つけたのが「仕事も家庭も楽しみたい!わたしがラクする家事時間」という本でした。私の手間は減っても、家事の能率は上がります
作者は整理収納アドバイザーのEmiさん。小学生の双子を持つお母さんで、収納プランニングや商品開発などのお仕事をしながらも家事をこなし、ご家族との温かい生活を楽しんでいる様子が書かれています。 それまで家事と育児で手いっぱいだった私には信じられないようなエピソードばかりです。 私が特に素晴らしいと思った家事や生活のコツは…- 慌ただしい朝食は親が全てを用意するのではなく、小学生の子どもでも自分で食べたいものを出して準備できるように工夫する
- ご飯茶碗、お椀などは家族全員、同じものを揃えておき、誰がどれを使ってもいいようにする
- 野菜は週末にまとめ切りして小分けに冷凍しておき、平日はできるだけ包丁を使わずにすむようにする
- 洗濯物はハンガーにかけて干し、乾いたらそのままクローゼットにしまえるようにする
- たっぷり睡眠をとる
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