大阪に住んでよかったことは「ソース選びが楽しい！」

東京から大阪へ引っ越してきて4年経ちます。こちらに来て、スーパーやデパ地下の食料品売場に関西色が出ているな、と感じることがたびたびあります。関東では焼き海苔、関西では味付け海苔が主流。関東では白ネギが並ぶのに対して、関西では青ネギの種類が豊富。そんな中で嬉しいのは「ソースの種類が多くて選ぶのが楽しい」ことです。調味料棚のソースのスペースが広いです。関東ではブルドック、カゴメ、オタフクが中心でしたが、こちらではブルドックはほとんど見かけず、イカリにオリバー、関東では見たこともなかった地元のソース・・どれにしようか迷います。そして、中濃よりとんかつソースが目立ちます。さすが粉もんと串カツの街！　現在の我が家のソース種類別ベスト1は、次のとおりです。

「ヘルメスとんかつソース」をかけると揚げ物を食べすぎてしまいます

まず、エルメスではなくヘルメスというネーミングに心くすぐられました。果物や野菜の甘みが強く感じられ、スパイスも辛すぎず、強い酸味が苦手な私の好きな味です。とろみ加減もちょうど良く、揚げ物から流れおちることがありません。揚げ物の味を引き立て、油のしつこさが薄くなるので、食べ過ぎに注意しなければなりません。「ヘルメスとんかつソース」は以前は百貨店で買えましたが、今は製造が追いつかないらしくネット注文で１ヵ月待ちです。それだけ待っても価値あるソースです。

（株）石見食品工業所　ヘルメスソース（外部サイト）

「イカリソース　レトロ」は適応範囲の広いウスターソースです

野菜炒めやハンバーグなどに「イカリソース　レトロ」を食卓でかけて食べます。光沢のある赤ラベルがオシャレで、食卓にそのまま置いておける大きさも気に入っています。夫はりんご酢の爽やかな酸味が好きなようで、唐揚げやトンカツにもこのソースをかけます。アジやカキフライには、私もとんかつソースではなく、さらっとしたウスターソースが好みです。ロールキャベツやチキンライス、ナポリタンなど料理の調味料として使う場面も多く、スパイシーな香りが味の決め手になります。

イカリソース（株）イカリソースレトロ150（外部サイト）

粉もんにはイカリの「たこやき家」が合います

大阪へ引っ越す際に断捨離でホットプレートもたこ焼き器も捨てました。今は冷凍食品のたこ焼きやお好み焼きを常備しています。たこ焼き、お好み焼き、焼きそば用のソースが売場に並んでいますが、分けて使わなくても、夫と二人なのでこれ1本で十分です。イカリソースの「たこやき家」は酸味と塩気が少なく甘味が強いです。出口が3穴シャワーキャップで、かけ過ぎることなくまんべんなくソースを塗れます。甘めな味が粉もんにはよく合い、とろみが強いので焼きそば麺にソースがよく絡みます。

イカリソース（株）イカリたこ焼きソースたこやき家300 （外部サイト）

ずらっと並ぶソースの数々。これからも新製品や評判のいいソースを聞きつけたら、どんどん試してみたいです。