調査結果リリース

2017.01.31

パン好きは、朝食だけではなく、
昼食、夕食と幅広いシーンでパンを食べている

~ 「パンが好きな人」に関する調査結果を発表 ~

株式会社ドゥ・ハウス(東京都港区 代表取締役社長:高栖祐介)は、自社のインターネットリサーチサービス『なまごえ!』を利用し、20代~60代の男女を対象に「パンが好きな人」に関するWEB定性アンケートを実施いたしました。本調査は最近、パン(主に食事に合わせる系のパン)好きの人を対象に、パンへのこだわりや食シーンの実態を明らかにする目的でアンケートモニターから「パンが好きで、普段から自身でパンを買って食べる方」を抽出後、定性調査にて25名から聴取しています。合わせて、「お気に入りのパンや、そのパンのある食卓」の写真も提出してもらいました。調査期間は2016年11月。

調査サマリ

  • パン好きは、朝食だけではなく、昼食、夕食と幅広いシーンでパンを食べている
  • パン好きがつい買ってしまう魅力的なコピーは、「焼きたて」「期間限定」など
  • パンを擬人化すると、母や妻、子どもといった家族に例える人が多数
  • 総括:パンがもたらしてくれる価値と、実現できていない理想の食卓

パン好きは、朝食だけではなく、昼食、夕食と幅広いシーンでパンを食べている

パン好きの人のパンのある食卓について整理すると、朝食だけではなく、昼食、夕食と幅広いシーンでパンが食べられている様子が伺えました。「朝はバタバタすることが多いので、昼の方がゆっくりと大好きなパンが食べられる」等、好きだからこそ、味わって楽しみたい気持ちが見受けられます。また、毎日飽きずに食べるために、オリーブオイルやバルサミコ酢、ジャムなどの調味料を使用するなどのアレンジの様子も確認されました。

<調査対象者のコメントの中からシンボリックなものをピックアップ>

昼食の方がゆっくりと時間をとってパンを楽しめる

朝は色々とバタバタすることが多いので、昼の方が一人でゆっくりと大好きなパンを食べることができる。(60代女性_バゲット)
※括弧内は「いちばんよく食べるパンの種類」

冷凍でもおいしく食べられるので、まとめ買いでパンを切らさないようにしている

スーパー・コンビニで食料、食材・日用品などを買う時に、少なくても2~3日に1回は山崎製パンの「超芳醇」や「芳醇」などの食パンを1袋(6枚切り)買っています。(50代男性_ベーグル)

調味料やジャムの味を変えて、飽きずに毎日楽しむ工夫をしている

ジャムやピーナッツクリーム、チョコクリーム、チーズトーストなど、飽きないように様々なアレンジで食べています。(20代男性_食パン)

食卓の写真

パン好きがつい買ってしまう魅力的なコピーは、「焼きたて」「期間限定」など

パン好きが魅力的に感じるコピーは、「焼きたて」や「期間限定」などがあげられました。「今購入しなければという思いになり、買ってしまう」という調査参加者の声にあるように、ほぼ毎日触れるパンだからこそ、変化が感じられる内容に目を惹かれて購入しているようです。また、食感に関するワードや、からだに優しいことを連想する文言も魅力に感じ、目にとまっている様子もうかがえます。

<調査対象者のコメントの中からシンボリックなものをピックアップ>

「ふんわり」「もっちり」「外はカリッ、中はしっとり」等、パンの種類によって食感を変えて紹介されていると、興味をひかれる

ベーグルなら「もっちり」「もちもち」、デニッシュなら「サックリ」、食パンなら「ふんわり」などパンの種類に応じてそのキーワードの魅力の度合いも違って感じられます。(20代女性_ベーグル)

「無添加」「天然酵母」「手作り」「全粒粉」等、体に良いことが連想されると買ってしまう

全粒粉や米粉、ナッツやドライフルーツなど体に良い食材で作られているパンも好きです。(40代女性_バゲット)

パンを擬人化すると、母や妻、子どもといった家族に例える人が多数

パン好きにとって、パンの存在意義を擬人法の視点から確認したところ、「優しい気持ちにさせてくれる」「いつもそばで支えてくれる」「大切に扱いたい」等の理由から、母や妻、子どもといった家族に例える声が多くあがりました。さらには、「様々な個性が集まっている」のでクラスメイトのような存在とする声や、「安定感があるのに、たまにユニークに楽しませてくれる」ので発想力豊かな人に例える声も見受けられました。

<調査対象者のコメントの中からシンボリックなものをピックアップ>

いつも優しい気持ちにさせてくれる、頼れる「お母さん」のよう

なんでもできる万能選手で頼れるお母さんです。お母さんの中でも、若いオシャレなお母さんです!「いつも私を優しい気持ちにさせてくれてありがとう」と伝えたい。(40代女性_食パン)

毎日学校で会う、個性豊かな「クラスメイト」のような存在

私にとってパンは、心身共に満たしてくれる唯一の存在です。ほぼ毎日食べるし、ないと寂しさを感じるので、学校の同級生のような存在です。日々目にするけど毎回違った様子が見られたり、様々な個性が集まっている感じがします。これからもずっとつながりを持っていたい、と思わせる魅力があります。(20代男性_バゲット)

食卓の写真

総括:パンがもたらしてくれる価値と、実現できていない理想の食卓

パンが好きと回答した人にとって、パンは「母のような優しさがある」「恋人のようになくてはならない存在」と、実際の家族以上にその距離感は近く、欠かせない存在となっています。

しかし、パン好きであっても現実では実現できていない、理想の食卓が存在している。「パン職人を雇う」ことで焼きたてを食べたいといった声や、「自宅ベランダの心地よい雰囲気で」「時間に追われず」食べたい等、食べるシーンに関する声もあがりました。

図1

<アンケート概要>
「パンが好きな人」に関するアンケート
●調査期間: 2016年11月
●調査手法: ドゥ・ハウスのインターネットリサーチサービス『なまごえ!』を利用。20代~60代の男女を対象に「パンが好きな人」に関するWEB定性アンケートを実施。アンケートモニターから「パンが好きで、普段から自身でパンを買って食べる方」を抽出後、定性調査にて25名から聴取。