聞く技術研究所

ビッグデータを活用したO2Oサービスが今後のO2Oを変えていく

昨年までによく聞くようになったキーワードに「ビッグデータ」と「O2O」があります。以下が簡単な説明です。 ビッグデータ:購買・検索・閲覧・投稿・サービス利用などの履歴を収集した膨大な情報量が含まれる巨大データ。一般的なソフトウェアでは処理しきれないデータ量を示す。 O2O:ネット上からリアルな店舗へ誘導する施策を指す。多数にアプローチできるネットと実購買につながる店舗誘導を組み合わせた施策である。 今現在「ビッグデータ」を活用したマーケティングは様々あります。例えば「ID-POS」です。POSは「商品が」「何と一緒に」「いつ」「何個」「いくらで」売れたのか分かりますが、「ID-POS」はユーザーIDが紐づくので、POSの項目に加えて「誰が」「どの購入の前(後)に」「どのくらいの頻度で」売れたのかが分かります。その結果から、ターゲット層を分析し、最適なプローション施策を行っていきます。 図1 この「ビッグデータ」をO2Oサービスに組み込んでいくことが近年注目されています。欲しがっている情報を欲しい人に的確に伝えることで、より効率の良いプロモーションが出来ます。 今後、私たちを取り巻くネット社会はトラフィックが進化し、想像を超えるような情報量が行き来されるでしょう。テラバイトからペタバイト、ペタバイトからエクサバイト、エクサバイトからゼッタバイトとなる日もそう遠くないかもしれません。 その時「ビッグデータ」の活用方法はさらに幅を広げることとなるでしょう。今のうちに「ビッグデータ」と「O2O」サービスの上手な活用法を見つけることで、今後あなたの強力なマーケティングツールとして長く重宝していくことができるのではないでしょうか。