Original Update by Lars Plougmann
「バイストアプロモーション」という言葉を聞いてどんなプロモーション手法をイメージされますか。実はこの言葉、ドゥ・ハウスが独自で使っているものです。
「インストアプロモーション」が「お店の中のプロモーション」に対し、「バイストアプロモーション」はお店の近くに住んでいる生活者を巻き込んだ「お店まわりのプロモーション」となります。
店頭プロモーション手法は、現在多様化しており、店内のPOPだけでなく、O2O(オンライン to オフライン)いわゆるWEBやメール告知、Wi-Fi、3Gを利用したプッシュ型クーポンなどを使った店頭への誘客施策なども増え、生活者にリーチする領域が広がってきています。
バイストアプロモーション
ネットワークした生活者に対し、店頭へ行きたくなるお得情報やお楽しみコンテンツを提供し、店頭へ誘客させます。店頭で消費者を商品前に誘導するインストアプロモーションと違い、お店の外から商品の棚に誘導することができるので、より広範囲で商品訴求することができます。少々イメージしづらいと思いますので、今回はドゥ・ハウスのサービスを使って紹介していきたいと思います。
テンタメ
■PC版、携帯版の「テンタメ」サイトに登録したユーザーが、指定の商品を、自らお店に行って、購入、試して、アンケートに答えます。商品のトライアー獲得とPOSの向上が一度に実現できるサービスです。
登録しているユーザーは、お店に行く前に自宅のPCや手持ちの携帯電話を通じて、商品を知ることができ、また商品代金の半額負担のみで試すことができるため、商品を探しに店頭へ向かわせることができます。会員がWEBで知った商品を店頭に買いに行かせるテンタメはまさにO2O(オンライン to オフライン)を代表とするプロモーションの1つと言えるのではないでしょうか。
モノ・コード
■商品についているバーコードをスキャンすることで、クチコミの投稿、閲覧、商品情報やお得なキャンペーンの確認が出来るアプリです。消費者は、店頭や食卓等、様々な場面で、パッケージにあるバーコードを通じてクチコミの投稿/閲覧や付加情報の閲覧が可能になります。
「モノ・コード」には、GPS連動型のPUSH通知を活用し、「オススメ商品」をモノ・コードユーザーに告知する機能があります。お店の近くにいるユーザーを店舗へ誘客ができることは、店頭を飛び越えた新たなプロモーション施策と言えます。
お店の中のプロモーションに限らず、お店に誘客させるための「バイストアプロモーション」の需要は今後増えていくでしょう。
■関連サービス
店頭プロモーション
「聞く技術」を活用し、店頭での相互コミュニケーションを支援します