“ホーム”にいる生活者の声を聞こう:オンライン・ホームビジット開催事例

以前の記事「“ホーム”にいる生活者の声を聞こう:Zoomを活用した調理&試食付き座談会の実施事例」で、Zoomを活用した座談会の事例をご紹介しました。

今回は、“ホーム”にいる生活者へのアプローチ第2弾として、「オンライン・ホームビジット」の開催事例をご紹介します。

オンライン・ホームビジットは、その名の通り、ホームビジット(訪問調査)をオンラインで行うものです。

今回開催したのは、「オンライン・ホームビジット+トーク ~我が家の洗面台&口腔ケア事情~」。ドゥ・ハウスに登録している主婦マーケター(DOさん)をZoomで繋ぎ、自宅から洗面台の様子をレポートしてもらいました。その様子は、Zoomウェビナーでリアルタイム配信し、Q&A機能により視聴者からの質問にその場で答えられる形にしました。

目次

ホームビジットの様子

1人目:都内在住のAさん(30代)

洗面台周りにはお子さんが使用しやすいように泡で出るタイプのハンドソープなどがあります。歯みがき用品は上の収納棚に入っていました。コロナの影響もあり、コップなども共有を避けたいものの、スペースの都合上、親用と子ども用で分けているとのこと。コロナの影響による商品選択ポイントの変化などもあげていました。

2人目:都内在住のBさん(50代)

大学生と社会人の娘さんがいるからか、収納棚には美容・化粧品関係の商品が多く置かれていました。そのためか、洗面台前での化粧(スキンケア)の体勢や化粧品購入数の変化、買い方の変化などを問う質問がリアルタイムで寄せられました。

3人目:神奈川在住のCさん(60代)

お子さんが独立しご主人と2人暮らしのため、置いてある物の数は一番少なかったようです。固形石鹸からハンドソープに変えた理由や、ご主人がピンクの歯ブラシを使っている背景なども実物を見せながら説明していました。視聴者からは今後のリフォーム意向などの質問が寄せられました。

見えないものも見えてくる「オンライン・ホームビジット」

今回の視聴者は、テーマや手法に関心のある企業のマーケターが中心でした。終了後のアンケートから、感想を一部抜粋します。

ご自宅の洗面所を直にみられる機会はそうそうなく(今は特に)、またDOさんそれぞれが明確に考えを説明してくれた。

家から参加しているので対象者の方が緊張せず本音で話されている感じがした。普段の様子がよく分かった。


コロナ禍で他人の自宅に訪れる機会がほとんどない今、やはり、実際の生活現場を見られる点が評価されていました。持っているアイテムや、なぜそれを使っているか、などはネットアンケート等で得ることができますが、実際の使用状況や保管状況、そもそもどんな環境で生活しているのかなど、生活者を立体的にイメージするためには、その人の生活現場を覗くことが有効です。

また、一般的な手法では、生活者自身が言葉に出さないこと、企業側が調査項目に設定していないものは表出しないため、それ以上の情報取得が難しくなりますが、オンライン・ホームビジットは、現場を見ている間にふと気になったことや浮かんだ疑問について、その場で回答が得られるというメリットがあります。

限られた時間を活かすためには、事前準備がポイント

オンラインといっても、時間には限りがあります。時間を有効に使うために、今回の実施にあたって行ったことをいくつかご紹介します。

  1. 事前にテーマ箇所の写真を確認。時間内でどの程度の範囲まで紹介できるかを検討する
  2. スマホやタブレットによるZoom操作はあらかじめマニュアルを送付し、使い方に慣れておいてもらう
  3. 「紹介してください」「説明してください」ではなく、「どこにどのような商品があるのか」「なぜそこに置いているか」など、話してもらいたい項目をあらかじめ具体的に伝えておく
  4. (ウェビナー配信にあたって)事前にリハーサルをしておく

最後の項目はウェビナー配信ならではですが、ビデオ・マイクのテストや対象物の写し方の確認などは、事前に行っておくことをおすすめします。


ドゥ・ハウスでは主婦マーケターと共に、オンライン時代における聞く技術を更に磨いていきます。

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この記事を書いた人

株式会社ドゥ・ハウス DOさん事業部 マネジャ 聞く技術研究所 研究員

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