クチコミプロモーションの中で当社がかかげている「聞く力」。生活者の声を聞くことでどのようなメリットがあるかを、ソーシャルメディア運営の事例とともにご紹介します。
ソーシャルメディア運営と聞く力
当社のソーシャルメディア運営では、今いる商品・サービスのファンとつながり、交流し続けていくことを目的としています。この目的に基づき、投稿コンテンツも公式アカウントから一方的に情報発信を行うだけでなく、コミュニケーションを取ることを目的に設計しています。このコミュニケーションを取る過程で「聞く力」を活用した事例が以下の2つです。
聞く力をFacebook投稿に活用した事例1「生活者の声を紹介」
Web上で商品を試した感想を発信している生活者は多くいます。少し前はブログで、最近ではInstgramやTwitterなど各種ソーシャルメディアで、商品の画像とともに試した感想が挙がっているのを見かけます。当社ではポジティブな情報を発信している方をピックアップし、その方にコンタクトを取ります。その後、掲載許可を頂いた上でソーシャルメディアの中で実際に試した方の声として紹介します。
生活者の声を取り上げた例として、クラシエフーズ様のFacebookページ『ねるね研究室』では、Instagramで挙がっている生活者の声を収集し、投稿しています。 また、類似の例として、ハウス食品様のFacebookページ『ハウス 咖喱屋』では、写真投稿キャンペーンで募集した写真を後日投稿案として紹介しています。
聞く力をFacebook投稿に活用した事例2「アンケート型コンテンツ」
商品・サービスに関する問いかけを行い、ユーザーにコメント欄で回答させます。Facebookページで以下のようなコンテンツを見かけたことはありませんか?こちらは回答する際の選択肢をいいね!とシェアにしてアクションの促進を狙ったものです。
こちらの2つのページは問いかけを行い、コメント欄で回答させています。エバラ食品様のFacebookページではキャンペーンを兼ねて定期的にされているようです。
また、アンケートを事前に取得し、この結果を投稿するというタイプの問いかけもあります。あらかじめ選択肢を明示した上で問いかけを行うので回答しやすくなり、ユーザーからのコメントを促進することができます。粉ミルクのメーカーであるアイクレオ様のFacebookページでは、哺乳瓶の本数について事前にアンケートを取得し、その結果を元に投稿を行っています。
実際にソーシャルメディア運営にメリットはあるか?
メリット1:ファンの声を聞くことでさらにファンとのつながりを強める
まず、事例1、2ともにファンの声をその場で聞くことができます。場合によってはコミュニケーションを進めていき、ファンの悩みや課題を解決する。といったことも可能です。
メリット2:エンゲージメント率が上昇する。
実際に当社の運営事例では次の事例があります
食品系メーカー様のFacebookページにてファンを対象にした写真投稿キャンペーンを実施。後日、許可を取った上でその写真を投稿したところ、同月の他の投稿と比較し、エンゲージメント率が約2%増加しました。生活者の声を聞き、コンテンツ化することは取り上げられた本人はもちろん、周りにも良い影響を与えています。
メリット3:ページに集まるファンの思考を把握できる
ファンがコメントをし、それに返信を行うことでコミュニケーションが生まれます。当社ではコメントのやり取りもすべて記録しており、コミュニケーションの変遷をたどることでその方がどのような思考を持っていて、どういった内容にコメントしているかを把握できます。
ソーシャルメディアやウェブ上で生活者の声を聞き、交流する。またその声をコンテンツ化し、エンゲージメント率を上げる。1つのアクションで2つのメリットを得ることができます。ソーシャルメディアの開設はしたものの、反応がいまいち良くない。もっと活気あふれるページにしたいという課題をお持ちの方、ぜひ当社へお問い合わせください。