当社はソーシャルメディアの運営を通じて、今いる商品のファンとつながっていくことをご提案しています。今回の記事ではよりファンとのつながりを強めていくためには何をすればよいかをご紹介します。
Facebookページのエンゲージメントとは何か?
エンゲージメントというのは簡単に言えば、ファンとの間のつながりです。今いるファンの中でどれくらいの人が投稿にいいね!やコメント、シェアをしているか?これを数値化したものがエンゲージメント率となります。エンゲージメントを高めるために必要なことは、投稿自体の反応率を上げること、より多くの人に投稿を見てもらうことです。それぞれ数値を上げるためにはどのような取り組みが必要かを次で説明します。
エンゲージメントをあげるために重要な要素1【投稿のリーチ】
Facebookのエンゲージメントを上げるためにはまず、投稿自体をより多くの人に見てもらう(=リーチをあげる)ことが必要不可欠です。Facebookで最もシンプルにリーチをあげる方法は、1投稿あたりのアクションを増やすことです。
投稿のリーチは、エッジランクというもので判断されています。簡単に言えば、より多くのユーザーとコミュニケーション(コメントの返信など)を行っているページで(親密度)、アクション(いいね!、コメント、シェア、クリック)を多く獲得した(重み)、最新の投稿(経過時間)がリーチを伸ばすことになります。
投稿自体の反応率を上げることで、エッジランクの(重み)をあげることができます。反応の良い投稿は多くの人に届けられるようになり、Facebookページのエンゲージメントを上昇させることにつながります。
エンゲージメントをあげるために重要な要素2【反応率】
もう1つ重要な要素は投稿自体の反応率をあげることです。これまでの運営実績をもとに、どういった投稿が反応率が高くなるのかを事例とともに紹介します。
投稿の中でユーザーに問いかけをし、コメントしてもらう
いいね!をしている方は商品に対して愛着を持っています。商品についての問いかけは回答しやすく、特にコメントが増える傾向にあります。
こちらは制汗剤『8×4MEN』Facebookページの投稿です。ページにいいね!をしている人は少なくとも商品に興味をもっていることから、お好みの香りをユーザーに問いかけています。この投稿についたコメント数は月平均の約3倍、投稿のリーチは月間で最も高いという結果を得ました。よりユーザーが反応しやすい問いかけを行うポイントとしては、簡潔に答えられるかつ、周りの人がどういう回答をするのか興味を持てる内容とすることです。
記念日など日常の情報を加えて投稿する
商品やブランドの紹介をし続けるだけではどうしてもユーザーに飽きが出てきます。そのため、世の中にある面白い記念日と、商品紹介とを組み合わせて投稿することもエンゲージメントを維持するのに不可欠です。
上記はレトルトカレーのアレンジや盛り付けを紹介している「ハウス 咖喱屋(カリー屋)」Facebookページで投稿されたものです。UFOの日という面白い記念日に合わせて楽しい盛り付けを紹介しています。
回答しやすいクイズなどを実施する。
一言で回答できるものや穴埋め形式のクイズはコメントおよびクリックをされやすい投稿です。実際に多くの企業がユニークな投稿をしています。
たとえば、ライターのブランド『BICジャパン』Facebookページでは、実在しないライターの色当てをするというファン向けならではのクイズを行っています。通常の10倍のコメントを獲得し、エンゲージメントの上昇につながっています。
その他にも以下のような投稿で反応率を高めることができています。
- 投稿するコンテンツを画像1枚から複数枚の画像使用、動画の使用など投稿するコンテンツの種類を変える
- 画像を拡大することで楽しめる間違い探しなど画像のクリックを促進するコンテンツを投稿する
Facebookページのエンゲージメントを高める意味
ソーシャルメディアの開設理由はクライアント様それぞれですが、大きく2つに分かれています。1つはソーシャルメディアから発信し、情報をより多く届けること。もう1つは今いる商品のファンとつながり、そのファンと交流を持ち続けることです。どちらの目的であっても投稿のエンゲージメントを高めることは重要です。
そのような環境をつくるためには1回の投稿を改善するだけではなく、ページの設定からコメントの返信までを変えていく必要があります。当社ではFacebookが主流になる以前からページ運営・開設を支援してきました。ご興味をもっていただきましたらぜひ当社までご連絡ください!