商品を100個ホメられる人たちのクチコミこそ伝播するコンテンツとなる

当社はインターネットの普及以前、1980年代からクチコミ・マーケティングを実践しています。今と異なり、商品を愛するファンに対して企業が接点を持ちづらい環境下では、当社のフィールドマーケター「DOさん」がクチコミの発信者として活躍しました。 クチコミの大原則は利用者が体感した商品のベネフィットが伝播されること。にあります。企業が明示した商品ベネフィットを伝えるのであればクチコミである必要はありません。 DOさんによるクチコミは、こうした利用者が体感したベネフィットを豊富に伝播できるように、クチコミの前に「対象商品を100個ホメる」というワークを行います。 100のホメ言葉 100のホメ言葉の価値は、多くの人が想像できる商品ベネフィットを超えて、その商品を使いこなす人でないと感じることができないベネフィットが発見できることです。最初の20~30データから先が、その人だからこその体感ベネフィットが見つけられる分岐点となります。 100人にアンケートで取得したフリーアンサーと、こうした一人が100個開発するデータを見比べてみるとその価値がよくわかります。 商品を愛するファンとの接点を持ちづらいころから、こうしてDOさんが擬似ファンになるワークを通して、商品を使い込んだファンでしか伝えることができないクチコミを伝播してきました。以後、主としてインターネットの技術革新によって、以下のようなツールと場所を増やしながらクチコミ・マーケティングに取り組んでいます。
<1980年~>主婦の井戸端会議の場 DOさんが100のホメ言葉開発を通して擬似ファンとなり、商品を使いこなした状況を友人・知人に伝播する。 <1995年~>メール&アンケート 商品のファンと繋がれるようになってきた。メールコミュニケーションで、定期的にアンケートを行い声を集め、フィードバックすることでクチコミとして伝播する。 <2000年~>掲示板やブログ 発信できるようになった商品のファンに、発信できる場所を用意して会話をしてもらう。その様子をクチコミとしてコンテンツにして伝播する。 <2010年~>ソーシャルメディア 生活者の発信できる場所が増え、そのネイティブな声を聴きながら、クチコミ・コンテンツにして企業の発信力をもって、より広く伝播する。
DOさんが開発する100のホメ言葉は今も大きな価値があると確信しています。一方で、クチコミ・マーケティングの変遷を見てみると、商品を愛するファンと出会いやすくなった今の環境にも大きな価値を感じます。 100のホメ言葉は、今は少しの手間をかけてインターネットを探してみると見つけられるようになりました。 ホメ言葉を探す こうした商品のファンのネイティブなクチコミこそ、企業のマーケティングにより活用するべきと思っています。そのためには、より多く深くファンの声を観察する仕組みづくりと、声を上げてくれているファンとの細やかで真摯なコミュニケーションを行うための体制づくりが必要です。 当社では、これまでクチコミの発信者であったDOさんと、そうした仕組みや体制づくりをお手伝いしています。100のホメ言葉の可能性を感じる方がいらっしゃったら、ぜひご一緒したいです。

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この記事を書いた人

株式会社ドゥ・ハウス 執行役員 聞く技術研究所 マネジャ

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