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ワンパターンになりやすい肉料理は外食店を参考に「脱・マンネリ化」したい|事実新聞 (vol.62:特集面)

事実新聞とは
生活者の購買現場をじっくりと観察、店頭で起きていることを「事実」データとしてクイックにお届けし、メーカーをはじめとする企業のマーケティング活動をサポートする情報誌です。当ブログでは誌面のコーナーごとに抜粋して紹介します。新聞紙面は以下より閲覧・ダウンロードができます。

外食と内食との関係-肉料理編-

輸入牛肉の規制緩和を背景に様々なステーキハウスがオープンするなか、赤身肉や熟成肉、ジビエ等の肉を取り扱う外食店も目にする機会が増えてきました。このような肉ブームは、自宅で食べる食事に影響を与えているのか、外食が自宅で食べるメニューにどのような変化をもたらしているのか、その実態を探りました。

自宅で作る肉料理はマンネリ化してしまう

最近、外食店等で食べた肉料理は、全体では、「焼肉(42.1%)」と「ハンバーグ(41.6%)」の割合が4割以上を占めました(図1)。年代別でみると、40代以下では、「焼肉」や「ハンバーグ」といった、ファミリーレストラン等のチェーン店でメインに取り扱うメニューの割合が他の年代に比べて高くなっています。50代以上では、「外食の時は、カロリーとか気にしないで、食べたいものを食べます(53歳)」「ステーキは焼き具合で家庭ではできない味が出せるので食べる。とんかつはたっぷりとした油で揚げられないので外食で食べる(62歳)」といった声もあがっており、「とんかつ」や「ステーキ」といった項目の割合が若い年代に比べて高い特徴がありました。

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普段自宅で作る肉料理の不満としては、「ワンパターンでマンネリ気味。味付けがいつも同じ感じになってしまう(51歳)」「下味がうまく付かない。塩分を控えめにするのは健康に良いが、好きな肉料理にはしっかりと塩分をつけて食べたい(65歳)」といった味付けの問題や、「肉は基本的に茶色系なので、トマトや野菜を添えたいが家族が嫌がる(43歳)」「盛り付けは彩り良く多くの野菜を使用するので下ごしらえが面倒(68歳)」といった彩り不足、「肉を焼く際に周りに油が飛んでしまうので掃除が面倒(36歳)」といった後片付けの手間等があがりました。

そうしたなか、「外食店でおいしそうなメニューで食べたことのないようなものは、注文して家で再現メニューを研究する為に味わって食べる(43歳)」のように、自宅での肉料理がマンネリ化しないよう、外食店のメニューを参考にしている人もみられました。

自宅では身近な食材で外食店の肉メニューを再現している

実際に「外食店で食べた肉料理を参考にして、自宅でも同じような肉料理を作ったことがある」と回答した割合としては、全体の44.2%を占めました(図2)。

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「とんかつ専門店で薄切り肉に梅肉、青シソをロールにしたり、サンドしたりしたものがおいしくて自宅でもできそうなので作ってみた(55歳)」「大根おろしで和風味のステーキを作った。おいしくて自分でも作れそうな気がした(65歳)」のように、身近にある食材で、自宅で再現できる外食メニューを探している様子もうかがえます。

レシピサイトや本とは違い、実際に自分で味わいを確かめられることから、外食店でのメニューを参考に生活者は身近な食材やいつもとは違う調理方法で自宅での肉料理を変化させようとチャレンジしているようでした。外食が日常的に行なわれるようになった今、食卓で再現されている外食店メニューの数も少なくはないことが予想されます。

今後は、家庭での手作りメニューの領域でも、外食店メニューの再現という切り口からメニュー提案や商品アピールを行なっていくこともひとつの手段になるかもしれません。

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