トップメッセージ

代表取締役社長 小笠原享株式会社ドゥ・ハウスは1980年に設立しました。

変化の激しいマーケティングの領域で40年以上生き残ることができたのは「常時イノベーション」を経営テーマに日々の革新があったからこそだと考えております。

私たちはこれからも止まることなくイノベーションすることで1000年続く組織を目指してまいります。

専業主婦が当たり前の時代に「主婦産業」を創る

当社を設立した1980年代はじめに高学歴の女性が増えました。一方で女性が結婚し、家庭に入るとなかなか社会復帰できず、社会全体としてそれまでの学びと仕事で得た知識・技術を眠らせてしまい女性の能力を活かすことのできる機会が少ない時代でした。

当社は設立当初からDOさんと呼ばれるマーケティング視点を持った主婦をネットワークし、優秀な主婦たちの能力を在宅可能で活かすことができる仕事を作り、「主婦産業を創る」という社会的な課題に挑戦してまいりました。

事業理念から新たな柱事業が多く誕生する

今では主婦のネットワークだけでなく、その領域を更に広げて「Human Networking Industryの想像に貢献する」ことを私たちの事業理念にしております。

この事業理念を基に新しい事業が多く生まれ、当社運営サービスである
「きかせて・net」が自分の声をもっと聴いてほしいという生活者をネットワークし、
「モラタメ.net」は新商品や話題の商品をイチ早く試し、世の中にその体験を発信したいという生活者110万人以上をネットワークし、
「テンタメ」は店頭での新しい商品との出会いを通じて、よりお買い物を楽しい体験にしたいという生活者200万人以上をネットワークしております。

このように人が集まる場所(ネットワーク)を作り単体を集合体とすることで価値を生み、ネットワークすることへのチャレンジが弊社の柱事業へと成長してまいりました。

変化がもたらすチャンス

COVID-19により働き方や価値観などが一気に変化すると考えております。これまで成熟した社会で生活し、大きな不満を感じずに暮らしてきた生活者に、改めて大きな欲求(ウォンツ)が生まれるチャンスでもあります。

ウイルスの蔓延に加えて、気候変動による天災、人種差別・格差社会の問題などの社会課題も具体化し、身近な問題として認識されはじめました。当社はこれまで、成熟した社会の中でまだ解決できていない生活の中の小さなウォンツを観察し、それに応えるマーケティングを支援してきました。これからは、変化の中で新たに生まれた生活ウォンツと、世界で取り組まなければならない社会課題の両方に応えるマーケティングが必要です。

それらは住んでいる場所や年齢・性別など一般的な属性でセグメンテーションできないところに新たな価値として生まれ、大きなうねりになっていくと予測しております。

今こそ、これまでと異なるうねりや新しい価値観・行動に対して当社が日々積み重ねてきた「イノベーション」と「ネットワーク」の技術・経験が真価を発揮する時だと信じております。

「Human Networking Industryの想像に貢献する」という事業理念のもと、私たちは新たな視点でまだ埋もれている価値を見出し、ネットワークすることで当社の成長につなげていきます。それにより、より多くの生活者のみなさま、事業者のみなさまの豊かな生活に貢献することを目標としてまいります。

株式会社ドゥ・ハウス
代表取締役社長 小笠原 亨