調査サマリ
- 今回のヒアリング対象となった人からは、課金する人も上限を決めていたり、「しょうがなく」という気持ちで課金している様子が伺えました。
- アプリにハマることで、「目が疲れる」「子どもに逆手にとられる」「「いつもスマホ見てるね」と言われてしまう」「時間を忘れて電車を乗り過ごした」などの生活への影響が出ているようです。
- 友人・家族と同じアプリを使用することで共通の話題ができて、コミュニケーションが増えたという人もいる一方、ゲームを優先しすぎるあまり、家族の時間が減ったという人もいます。
アプリの使用状況<課金について>
アプリの課金状況について聞いたところ、課金する人は31人中3人、課金しない人は31人中28人でした。今回ヒアリングした中では、課金する人が少なく、課金する人も上限を決めていたり、「しょうがなく」という気持ちで課金している様子が伺えます。
課金する人
- 週に1~2回、どうしても欲しいアイテムがあるときにのみ、課金している。金額は、1度に1000円から2000円くらいまで。(20代/男性/ゲームアプリ)
- 好みの設定をするには課金が必要とあり、音質で損するか値段で損するかと考え、背に腹は代えられず、課金をすることにした。(20代/男性/音響アプリ)
課金しない人
- 課金はしたい気持ちもあるけど、無課金でどこまでやれるかやってみたいのと、課金をすると気持ち的に負けた気分になってしまうからしない。(20代/女性/ゲームアプリ)
- これまでに課金したことはない。お金をかけ始めると、キリがなくなりそうだから。(40代/男性/ゲームアプリ)
- お金を払ってまでゲームをするつもりはない。(50代/女性/ゲームアプリ)
アプリにまつわるエピソード/生活に与えた影響
今回の調査から、アプリにハマることで、生活に与えた影響が見えてきました。「目が疲れる」「子どもに逆手にとられる」「『いつもスマホ見てるね』と言われてしまう」「時間を忘れて電車を乗り過ごした」などの生活への影響が出ているようです。
アプリの使用することによって増えたもの・減ったもの
アプリを使用することによって、生活の中で増えたもの、減ったものがあるようです。
友人・家族と同じアプリを使用することで共通の話題ができて、コミュニケーションが増えたという人もいる一方、ゲームを優先しすぎるあまり、家族の時間が減ったという人もいます。アプリの良い面・悪い面の両方を理解し、上手く付き合っていく必要があるのかもしれません。
<アンケート概要>
「話題のスマホアプリ」に関するアンケート
●調査期間: | 2016年9月7日(水)~9月9日(金) |
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●調査手法: | ドゥ・ハウスのインターネットリサーチサービス『なまごえ!』を利用。20代~60代の男女を対象にWEBアンケートモニターから「現在、スマートフォンでアプリを使用している」と回答した方を抽出後、定性調査にて31名から聴取。 |