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マーケティングの基礎知識

ベネフィットとウォンツをどのように結びつけるのか?

ベネフィットをターゲットとなる顧客に届けるためにはいくつかの手段があります。その手段を最適に組み合わせていくことをマーケティングミックスと言います。このマーケティングミックスの考え方もいろいろと変遷してきました。「4P」はその代表格です。さて、「マーケティングとは」を読み終わって眠くなってきている方も多いでしょう。昼ごはん後に読んでいる方にはいい睡眠薬になるはずです。私もこのように一方的に文章でお伝えすることが得意ではありませんので、少しクイズという対話をはさみましょう。下図の空欄を埋めてみてください。

マーケティング戦略の変遷

(1)Product
(2)Price
(3)Promotion
(4)チャネル戦略
(5)AD
(6)SP
(7)SF(Sales Force)
(8)PR
(9)Research
(10)広告
(11)販売促進
(12)営業

何問正解しましたか?10問以上正解した方はこの先を読み進めなくても結構です。一度会ってぜひお話をしましょう。
さてこの変遷で何か気づくことはありますか?学生や新入社員に同じように質問をするのですが、「マーケティングって意外と歴史が浅い」「4Pはもう古いのですか?」「マーケティングってリサーチかと思っていました」などの声が多いです。どれも正しいのですが、やはり「リサーチ」がすべてに関わっているところがコトラー以前と大きく異なるところです。テレビが誕生して以来のマスマーケティングの歴史はこの60年程度です。エリアや年齢、年収など単純なセグメンテーションでは機能しなくなっているため、より顧客のウォンツを知ることが重要になってきているのでしょう。年収2000万円の人は高級レストランでしか食事をしないわけではなく、チェーン店の牛丼も食べます。麻布の同じマンションの住民には経営者もいれば、学生もいたりします。ウォンツとベネフィットを出会わすためには、リサーチが不可欠となってきていますし、出会いの手段はよりパーソナライズがしやすいIT技術を使う傾向が強まってきています。


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