創造性を育む本「退屈をぶっとばせ!」を読んで、ワクワクした毎日を過ごしています

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便利な世の中になった今、意識しないとおもちゃを与えすぎてしまう気がしています。我が家も例にもれず、おもちゃだらけ。 娘には自分で遊びを作り出すことができる子どもでいてほしいと思い、幼稚園に入ってから少しずつ、与えすぎないようにし始めました。 普段からそういった育児の話をしては共感し合っているママ友から、最近発売した「退屈をぶっとばせ!――自分の世界を広げるために本気で遊ぶ」という本が面白いと教えてもらい、早速買いに行きました。

子どもの遊びのヒントがあります

この本は退屈な世界や大人に支配されない、意味のある人生を作りたいと考えている10代の少年少女のための本だと帯に書いてありました。 「戦いの掟」、「忍者の心得」など、子どもの心をグッと引き込むトピックスが書いてあり、7歳の娘も読みたいと言うので一緒に読み進めていきました。分厚い本ですが、クスッと笑ってしまうような内容も盛り込まれていて、どんどん読めます。「今週末はこの遊びをしたいね」と親子でワクワクしながら計画でき、以前よりも子どもと遊ぶ時間が楽しくなりました。

人生をより深く楽しむための方法もあります

遊びだけでなく、これから大人になる過程で身につけると、より深く人生を楽しめるアドバイスも書かれています。 例えば、「きみが気に入った活動を支援しよう」というトピックスでは人や社会に良い効果を生み出すお金の使い方として、寄付について書かれています。ここではまず自分が何に興味があり、何を支援したいかという話から始まり、募金の集め方や、お金だけではない色々な支援方法が紹介されていました。 我が家でも世の中がより良くなってほしいという願いを込めて、よく募金をしています。 娘にも社会に役立つお金の使い方を身につけてほしいと思っていたので、これを元に一緒に考えていけたら良いと思っています。 他にも「政治家にきみが何を考えているかを伝えよう」など、社会との関わりについて考えるきっかけになるトピックスがありました。問題を把握し、考えて行動する力がつき、素晴らしいと思いました。

ただのHow to本ではありません

読み始める前は「面白いけど、この本自体がHow to本で創造性を育てないのではないか」と思いました。トピックスごとにやり方が丁寧に書かれているので、本に書いてある通りにやってしまえば、あまり考えなくてもできちゃうと思ったのです。 でも、読み進めていくと「欲しいものは買うのではなく、自分で作り出す」といった考えを元に書かれているので創造性を発揮するトピックスが多く紹介されています。 また、内容が多岐にわたっているので、この本を読んで初めて知る世界がたくさんあります。そこで興味を持ったことを自分なりに深めていくこともできますし、実際にやってみると工夫が必要だったりもします。ただのHow to本ではなく、創造に発展するための基礎となる部分を教えてくれる本なのではないかと思いました。 娘のバイブルになればと思い、購入しましたが、私の方が楽しんでしまっています。常に私の手元にあり、娘から貸してと言われる始末。しばらく娘の手には渡らなさそうです。

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