2016.05.31
自動運転車を「利用してみたい」は半数を超える
~ 「自動車」に関する調査結果を発表 ~
株式会社ドゥ・ハウス(東京都港区 代表取締役社長:高栖祐介)は、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートASP』を利用し、『モラタメ.net®』会員のうち20歳以上69歳以下の男女を対象に「自動車」に関するWEBアンケートを実施いたしました。調査期間は2016年5月11日(水)~5月13日(金)。有効回答は1,200人から得ました。
調査サマリ
- 自家用車の所有率は8割以上。一都三県※で高いのは埼玉県。最も低いのは東京都
- 自家用車を所有していない理由は「所有する必要がない」が「所有したいができない」を大幅に上回る
- 自動運転車を「利用してみたい」は半数を超える
※一都三県…東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県 (以下、一都三県)
自家用車の所有率は8割以上
一都三県で最も高いのは埼玉県。最も低いのは東京都
自家用車の有無について聞いたところ「所有している」と回答した人は、全体で81.8%となりました。中でも「東京都(59.0%)」の所有率が低く、「全体(81.8%)」に比べて20ポイント以上の差があります。次いで低い「大阪府(69.7%)」も全体と比較して10ポイント以上の差があります。これらの地域は、他と比べて駐車場代などの維持コストが高いことや、鉄道網が発達しているため、車がなくてもさほど不便ではないといった要因が背景にありそうです。
主要都市である一都三県の中では、最も所有率が高かったのは「埼玉県(82.5%)」で唯一全体を上回りました。(図1)
【図1】自家用車の所有率 ※一都三県、大阪府を抜粋
自家用車を所有していない理由は
「所有する必要がない」が「所有したいができない」を大幅に上回る
自家用車を所有していない人に理由を聞いたところ、「所有する必要がない(76.3%)」が、「所有したいができない(23.7%)」を大きく上回る結果となりました。(図2)
また、自動車が必要になった場合、どのようにしているか聞いたところ「自動車が必要になることはない(46.1%)」が最も多く、次いで「レンタカーを借りる(33.8%)」「家族から借りる(18.7%)」「カーシェアリングを利用する(10.5%)」という結果になりました。(図3)
レンタカーやカーシェアリングなど、必要に応じて自動車を利用できるサービスの充実や、ライフスタイルの変化により、自動車を所有する必要性を感じていないようです。
【図2】自家用車を所有しない理由
(単一回答・n=219)
【図3】自動車が必要なときの利用手段
(複数回答・n=219)
自動運転車を「利用してみたい」は半数を超える
テレビCMなどでも目にすることが多くなった『車の自動運転技術』について、実用化されたら利用してみたいか聞いたところ「利用したい(18.7%)」「やや利用したい(34.1%)」の順となりました。これらを合わせると52.8%と半数を超えました。(図4)
『自動運転技術』に対する肯定的な意見として、「長距離運転など、集中力を維持するのが大変な場合に必要と感じる」、「加齢とともに運動技術が心配だから」といったものがありました。
また、否定的な意見としては、「安全性についての信頼性が今の段階ではないため」、「自分で運転する楽しみがなくなる」などがありました。
また、自動運転車を「利用したい」人に、『自動運転技術』によって最も期待する効果を聞いたところ、「安全性の向上(52.7%)」「ドライバーの疲労軽減(30.5%)」の二つが上位を占めました。より“安全” な車社会を期待する気持ちが大きいようです。(図5)
【図4】自動運転車の利用意向
(単一回答・n=1,116)
【図5】自動運転技術に期待すること
(単一回答・n=590)
本調査の取得項目
- 自動車の運転頻度
- 自動車の所有
- 自動車が必要なときの利用方法
- 自動車の非所有理由
- カーシェアリング利用の満足度
- 運転の好き嫌い
- 運転を好きな理由・嫌いな理由
- 自動運転車の利用意向
- 自動運転車の利用意向の理由
- 自動運転技術に期待すること
- 自動車に装備させたい機能・システム
- 現在、自動車につけているカー用品
「自動車」に関するアンケート
●調査期間: | 2016年5月11日(水)~5月13日(金) |
●調査手法: | ドゥ・ハウスのインターネットリサーチサービス『myアンケートASP』を利用し、『モラタメ.net®』会員のうち20歳以上69歳以下の男女を対象に「自動車」に関するWEBアンケートを実施。有効回答は1,200人から得た。 |