Original Update by 札記
2012年、Facebookページ運営担当者のみなさんにとって衝撃的だったことの1つに、投稿のリーチ数現象があるかと思います。これにより、投稿コンテンツの見直しなど、対策を考えられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いいね!の数や、エンゲージメント率ももちろん大事な指標ですが、今回はFacebookページ上で行う理想のコミュニケーションについて、改めて考えてみました。
「○秒前」「○分前」単位でファンからの書き込みがある
Coca-Cola、YouTube、Starbucksなど、世界で成功事例とされているページを見ると、やはり違うな、と感じるのは、ファンからのFacebookページへの書き込みの多さです。それぞれページに行ってファンからの書き込みを見てみると「○秒前」「○分前」など、すごい勢いで書き込みがあることがわかります。
ファンが自分の声を自発的にページへ投稿してくれることは、ページ担当者にとって、とても嬉しい事だと思います。こちらからの会話に反応してくれて、ファンも自分から会話を投げかけてくれる。そんな環境がFacebookの理想的なあり方ではないでしょうか。
日本でのFacebookの浸透度や使われ方の違いといった部分もあるかと思いますが、まだまだ日本ではファンからの書き込みが多いページは多くないのが現状です。
企業側から伝えたいことを一方的に発信しているだけでは、ファンはその情報を受け取るだけに留まってしまいます。このページには自分の声を書き込んでも良いんだ、というような、少しでもファンが自分の声を発しやいと感じてくれるような環境をつくることが、理想的なFacebookページに近づく第一歩だと感じました。
我々が企業のFacebookページ運営のお手伝いをしている中で行っていることだと、下記のような取り組みに力を入れています。
聞く耳を持ち、関連性がある投稿を行う(listen&relevant)
ユーザーの声を聞き、またファン1人の声をピックアップしてFacebookで共有することで、ファンの声を大事にする姿勢を出し、コミュニケーションがとりやすい環境をつくっています。
詳細記事:
Facebookで消費者と会話をする際に必要なのは1対多の視点ではなく1対1のコミュニケーション視点
担当者としての丁寧なコメント対応でファンとのつながりを深くする
企業として丁寧に、時にはコメント欄で商品の売り場を紹介することで、結果商品を購入したファンが写真付きで報告してくれた事例もあります。
詳細記事:
Facebookページ運用の醍醐味!?コメント対応によってファンとのつながりをより深くする方法を考える。
ちょっとした工夫ですが、Facebook上でファンたちと楽しい双方向のコミュニケーションを実現するための参考になれば幸いです。
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