聞く技術研究所

あなたにとって”冬の味覚”といえば??

冬の味覚といえば

1位は『みかん』、2位が『牡蠣』、3位には『カニ』がランクイン ~自主調査結果から~

ドゥ・ハウスでは、自社のネットリサーチサービス『myアンケートlight』にて2012年11月に「冬の味覚」に関するアンケートを実施いたしました。今回は、その結果をご紹介します。 「冬の味覚」と聞いて思い浮かべるもの上位3つを選んでもらったところ、全体では「みかん」が52.7%で最も支持が多く、今回調査した7都道府県(北海道・宮城・東京・愛知・大阪・広島・福岡)のうち、大阪と広島を除く5つのエリアで1位を獲得していました。 次いで2位になったのが「牡蠣」で43.6%、3位に「カニ」が38.6%で続いています。4位と5位には冬野菜として有名な「白菜(32.2%)」と「だいこん(22.5%)」、6位に「ブリ(20.6%)」、7位に「タラ/白子(14.5%)」と魚介系が入りました。 二桁の支持を得たのはここまでで、8位「ゆず」は9.8%、9位「いちご」は6.4%、10位「ねぎ」は4.8%となり、冬の味覚としては「みかん」のイメージが圧倒的に強く、今回提示した食材の中で唯一、過半数以上の支持を得ています。 冬の味覚といえば
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1.「カニ」の支持は大阪で7割近く、その他のエリアを大きく引き離す

今回の調査で3位だった「カニ」は、エリア別で見ると大阪の支持が66.7%で最も高く、「みかん」の47.1%に2割近い差をつけて、ダントツの1位になっています。エリア別の支持率が6割を超えた食材は、北海道の「みかん」の61.4%と合わせてこの2つだけでしたので、大阪における「カニ」の人気の高さが伺えます。 「みかん」以外の食材が1位になったのは、大阪の「カニ」を除くと広島の「牡蠣」だけで、57.9%の支持を得ています。このあたりは、産地ならではの強さと言えるでしょうか。同じく「牡蠣」の産地である宮城でも49.0%と、その他のエリアに比べても高い数値になっていました。 また、北海道では「カニ(26.1%)」よりも「タラ/白子(35.2%)」の支持が高く、福岡では「ブリ」が28%と約3割の方に想起されていて、冬の食材として定着している印象を受けました。 冬の味覚といえば(エリア別)
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2.男性は「魚介類」を、女性は「野菜類」を想起する傾向が顕著に

男女別に見た場合でも「みかん」の1位は揺るぎませんでしたが、女性が57.1%に対して男性は48.6%と、支持率には若干の開きが見られました。 特徴的なのは、男性は2位「牡蠣(45.1%)」、3位「カニ(43.4%)」、4位「ブリ(23.9%)」と魚介類が続けて上位にランクインしているのに対し、女性は「白菜」が42.2%で、僅差ではありますが「牡蠣」の42.1%を抑えて2位となっている点です。「だいこん」の支持率も男性の17.8%に対し、女性は27.7%と1割近い差が確認できます。 このように、魚介類は男性に、野菜類は女性により強く支持されている傾向が見られました。 冬の味覚といえば(男女別)
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<調査概要> 冬の味覚に関するアンケート 調査期間: 2012年11月30日~2012年12月4日 調査手法: 自社のネットリサーチサービス『myアンケートlight』にて 全国の20代~60代の男女にWEBアンケートを実施。2,095名から回答を得た。