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クチコミの全体像から新たな施策を考える インフォグラフィックによるクチコミ要素図の分析

今も昔も“クチコミ”に勝るプロモーションはない―――。

書籍を読んでいてこんな言葉を目にしたことがあります。広告でも販売促進でも人的販売でもパブリシティでもない。どれにも属さないこのプロモーション手法は、企業やビジネスパーソンの代わりに“生活者”が自ら、あなたやあなたの商品について話題にします。

時にはコストゼロで広告以上の威力を発揮するクチコミ。企業がその仕組みを適切に理解し、有効活用できるようになったら、これほど強いマーケティング手法は他にはないと言えるかもしれません。

今回はそんなクチコミの全体像をインフォグラフィックで理解・分析する方法についてご紹介します。

インフォグラフィックでクチコミの全体像を表現

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デザイン:店頭プロモーション事業部 鈴木 栄司

複雑なデータ・情報を図や絵で視覚化する方法として“インフォグラフィック”というものがあります。上図はクチコミにおける情報をそれで視覚化したものです。

左側がクチコミの送り手、一方で右側が受け手です。送り手の場合は、どんな属性の生活者が、どんなクチコミをして、さらにクチコミをしたときの感情・理由は何だったのか等を表しています。受け手はその逆になります(どんなクチコミをされて、されたときの感情等)。

そして、送り手と受け手の間に介在しているのがクチコミの手段と人数です。送り手は何を使って、何人にクチコミをしたのか、逆に受け手はどんなツールからクチコミを聞いて、何人にクチコミをされたのかを表しています。

このように視覚化することによって全体像をスピーディーに理解・分析することが可能になります。次回からは上記要素図を使って、生活者がどんな商品・サービスに対して、どんなクチコミをするかをシリーズ形式でご紹介していきます。クチコミプロモーションを展開する際のターゲッティングや、ターゲットへのアプローチ方法の考案等を行う際に、せひ、ご活用ください。

今回は序章として、クチコミの要素図における各図の定義をご紹介します。

図の定義1 -クチコミのコンテンツとターゲット-

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誰が、何を、なぜ、どんな感情でクチコミをしたか(されたか)を表すアイコンです。

各図の定義は下記の通りです。

  • ●クチコミの送り手(要素図の左側)における定義
  •  -コンテンツ
  •   ・内容:クチコミをしたときの内容
  •   ・感情:クチコミをしたときの感情
  •   ・理由:クチコミをした理由
  •  -ターゲット:“受け手”が誰からクチコミされたか
  • ●クチコミの受け手(要素図の右側)における定義
  •  -コンテンツ
  •   ・内容:クチコミをされたときの内容
  •   ・感情:クチコミをされたときの感情
  •   ・理由:クチコミが印象に残っている理由
  •  -ターゲット:“送り手”が誰にクチコミをしたか

図の定義2 -クチコミの送り手・受け手のアクション-

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送り手は商品を体感した上でクチコミをしたのか、逆に受け手はクチコミをされた後、他の人にもクチコミをしたのか、商品を購買したのか等を表すアイコンです。

各図の定義は下記の通りです。

  • ●クチコミの送り手における定義(アクション①)
  •  -クチコミの対象が商品の場合
  •   ・クチコミをする前、あるいは後に商品を購買したか否か
  •  -クチコミの対象が商品以外の場合
  •   ・クチコミをする前、あるいは後に関連する何らかの行動を起こしたか否か
  • ●クチコミの受け手における定義(アクション②)
  •  -クチコミの対象が商品の場合
  •   ・クチコミをされた後、他の人にクチコミをしたか否か
  •   ・上記に加えて、商品を購買したか否か
  •  -クチコミの対象が商品以外の場合
  •   ・クチコミをされた後、他の人にクチコミをしたか否か
  •   ・上記に加えて、関連する何らかの行動を起こしたか否か

図の定義3 -クチコミのツールと人数-

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送り手は何を使って、何人にクチコミをしたのか、逆に受け手はどんなツールからクチコミを聞いて、何人にクチコミをされたのかを表すアイコンです。

各図の定義は下記の通りです。

  • ●クチコミの送り手における定義
  •  -手段:どんなツールでクチコミをしたか
  •  -人数:何人にクチコミをしたか
  • ●クチコミの受け手における定義
  •  -手段:どんなツールでクチコミをされたか
  •  -人数:何人にクチコミをされたか

クチコミの要素図に記載されている比率は、上が送り手の比率、下が受け手の比率になります。

 

以上がクチコミの要素図における各図の定義です。次回からはこの要素図を使って、生活者がどんな商品・サービスに対して、どんなクチコミをするかをシリーズ形式でご紹介します。第1回目のテーマは“差別化された商品・サービスのクチコミ”についてです。

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